藤袴の花

庭の藤袴(フジバカマ)の花です。
藤袴 クリックで少し拡大します秋、ちょっと室内に藤袴やわれもこうのような、「野」を感じさせてくれる花が飾ってあるとほっとします。

ですから、藤袴はどうしても庭に欲しかったのです。

藤袴の花ずいぶん前から蕾はたくさんついていたのですが、なかなか中のこの「ヒラヒラ」が出てきませんでした。

 また、葉は生のままだと匂いは感じないのですが、少し乾燥させるとよい匂いがしてきす。
葉をハーバルバスに使おうと思いつつ、まだやってみたことはありません。

藤袴秋の七草として知られる藤袴ですが、野生の藤袴は絶滅の危機にあるそうです。

河川開発や道路工事が主な原因となっているようで、心配になります。(参照:環境省 生物多様性情報システム<絶滅危惧種情報(植物)種の詳細情報>藤袴

これはホームセンターで数年前に購入したもので、茎の部分が全体的に赤っぽく、園芸種です。
ネットで調べてみましたが、これはサワヒヨドリとの交配種になるようで、「サワフジバカマ(沢藤袴)」というものなのかもしれませんが、正確なことはわかりません。

以前一度は枯らしてしまったことがあるのですが、再度トライしたのが数年前。
今は地下茎でどんどんふえてしまうので、抑えている状態です。
今我が家では強健と感じます。

下の方のつぼみ花は沢山つきます。こんな感じで下のほうにも。

花が終わると、綿状にほわーんとしたものになります。
手でくちゅくちゅとつぶして種を採り、蒔いてみたのですが、まったく発芽しませんでした。

blogで周囲の方に教えていただき、この種はシイナ(粃・秕)だとわかりました。実質的な機能を持つ種ではないということです。

園芸種のものの種はまずシイナのようですし、野生のものでもほとんどシイナなのだそうです。
心配な野生種が実生でふえないとなると、遠方に広がって一気に生育を回復するというのは、たしかに難しいのかもしれません。

藤袴花が終わって枯れると、冬は地上部にはなくなります。
忘れていたころになって、芽が出てきて、存在を思い出します。
庭ではそんなサイクルで自然に咲き始めますが、野生種が絶滅寸前と知ると複雑な気持ちになります。

野生種の藤袴の復活を祈りつつ、秋を感じさせてくれるこの「庭用藤袴」を庭や部屋で楽しむことにしたいと思います。

この記事へのコメント

2007年10月25日 19:48
可愛いものも野生で育っているのと育てたものはどうも違って見えます。雑草のような植物も可愛い花をつけるとちょっと嬉しいですよね。
フジバカマも野生で出会うのが難しいのですね。お庭のフジバカマが毎年可愛い花を咲かせ続けてくれるといいですねぇ~♪
ハーバルバスにむいているのでしょうか? ちょっと気になりますねぇ~!
kazuyoo60
2007年10月25日 21:44
園芸店で買ったフジバカマですが、我が家のは元気に咲いてくれて、何度か切り花にもしました。咲き始めのヒラヒラが可愛いですね。
ミントのみん
2007年10月25日 23:05
>おばブーさん、
薬草として使われたようです。
野山で「これかな?」と思うとサワヒヨドリなんですね。
私はこのほわ~んとしたやさしくてちょっと寂しげな雰囲気が、秋らしくて好きです。

>kazuyoo60さん、
切花の脇役?にいいと思います。
室内に秋を持ち込めますものね。
2007年10月28日 20:31
藤袴の普及は、良いことですね。欧米の花が
どんどん入ってくる時に、日本古来からある物を大事にしたいですね。
ミントのみん
2007年10月29日 13:25
yos-tosanさん、
日本の野草、特に秋はどこか和むようなところがあります。不思議なものです。
この気持ちを大切にしたいと思います。

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