時を超えた「かりん」 ~かりん酒のかりんをジャム・ケーキに。その1~

漬けて10年は経っていると思う、かりん酒があります。

画像4年前に亡くなった母が漬けていたものです。
そのかりんの実は、知り合いの方にいただいたものでした。
かりんは今の時期、淡紅色の花が可愛らしいから大切にしている、とのお話があったとか。

かりんはのど飴などになっているように、カリンポリフェノールという成分がのどによいとききます。
10年もののかりん酒はたしかにコクがあっておいしいのですが、私は少し薬っぽいと感じてしまいます。


画像10年浸かったままになっていたかりんの実です。
何と硬いことでしょう。
そしてやはり、独特のにおいがあります。

このかりんの実を、ジャムにしてみようと思いました。


画像まず、包丁で細かめに切り、砂糖とレモン汁、水を入れて煮てみました。
少し出てきたアクは取り、渋みはそれほど感じなくなりましたが、水分がほとんど出て来ず、ちっともやわらかくなりません。

困りました…。


画像仕方がないのでこの段階になって、ミキサーに掛けました。
我が家のミキサーは「ぽんこつ」で、なかなか綺麗に細かくなりません。
何度か混ぜながらミキサーを回し、粗みじんの状態になりました。
その後、もう1度火を入れました。

これでなんとかジャム?になったとすることにします(笑)。
香りは強く、細かくしてもザラザラ感は残っています。
パンに塗っておいしいものとは、とても思えません。

ここに至って、フルーツケーキにしてみようと思いました。
木の実が合うのではないかと考えました。

でもくるみやアーモンドなど、こういう時に限って何もありません。
ほんの少し冷凍してあったピスタチオと、白ごま(すりごま)を使うことにしました。
これは、大正解でした。


画像小麦粉、バター、砂糖(浸かっていた時点でかりんが甘いので、かなり少なめ)、卵、かりんジャム、ピスタチオ、白ごま、バニラエッセンスで、簡単につくりました。

ふくらみが足りなくて、大成功とは行きませんでしたが、味はなかなかよかったです。

かりんというより、「不思議な香り、何のフルーツ?」という感じでした。
白ごまとの相性のよさもあったのか、深い味が出て、私にしてはうまくいきました。


画像残ったジャムを、ヨーグルトに使ってみようと思います。
それでダメなら、もう1度ケーキを焼こうかしら…。

それにしても、「時を超えたかりん」に拍手、です。

<5月26日追記>朝、ヨーグルトに合わせてみました。
食パンにも・・・。
次の記事をご覧ください。

この記事へのコメント

N
2011年05月26日 03:28
みんさんの、縦横無尽の好奇心と創造力。
いつもながら、感動です。

お母様、きっと、微笑んでおられますね!
kazuyoo60
2011年05月26日 07:51
良いことを教えてもらいました。カリンのあの粒々が残ったのは、美味しいとは思えませんものね。私も捨てるには惜しいけれどと思っていました。
kuu
2011年05月26日 13:06
ステキな工夫ですね。
10年経ったかりんさん、きれいです。
さらっとフルーツケーキを焼けるところがさすがです。

液状オリゴ糖にしばらく漬けておいたらジャムっぽくなるし、ヨーグルトに入れたときのお腹への効果は高まりますよ。^^
我が家ではとろみの足らないマーマレードを作ってしまったときに、こうしてます。
ミントのみん
2011年05月26日 14:29
>Nさん、
妹の家の愛犬が亡くなってしまい、見舞いにと思って、このケーキを1本持って、妹の家に行きました。
身内なら、見映えの悪くても気持ちが伝わるものですね。おいしかったし、よかったです。

まだ驚きの、次があります…♪

>kazuyoo60さん、
ネット上にも多少情報はあったのですが、お酒に漬けてあったものは状態がそれぞれ違うので、ぶっつけ本番です。でもうまくいきました。

>kuuさん、貴重な情報ありがとうございました。
液状のオリゴ糖、以前は使っていましたが、今は家にないので、買ってこようと思います。

早く試したくて、すでに今朝ヨーグルトにのせてみました。まだ見映えの悪い状態ですが、味だけはよかったです。
お酒やジャムって、自然の恵みや「時間」に対するありがたさを感じます。

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  • 時を超えた「かりん」~その2~

    Excerpt: かりん酒に10年漬けてあったかりんの実を、ジャムにし、さらにケーキにしました。 昨日の記事の続きです。 Weblog: ミントのみん racked: 2011-05-26 14:36