ライン川沿いのブドウ畑とワイングラス

フランクフルトから鉄道で朝リューデスハイムまで行き、観光クルーズの出発時間までの間、ブドウ畑を散策しました。
ゴンドラは10:00~でしたが、散策もいいと聞いたので、ぶらっと歩いてみることにしました。
これがまた、よかったのです。

白ワインをつくる、ブドウです。
畑の中に侵入することなく、こんなに近くで観ることができました。
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なんだかおいしそう!
リューデスハイムはラインガウ地域の西側に位置していて、リースリングを多く生産しているようです。

現地で話も聞きましたが、この周辺は緯度が高く気候が寒冷で、ワインのブドウの生産には北限にあります。
しかし畑は川沿いの斜面を形成しており、川面が鏡の役割を果たしてお日様を反射することから1日2回の日照があり、さらに冬はライン川からの霧が寒い畑を守ることができる、などの固有の条件があるために独特の酸味と果実性に富んだものが採れるようです。
よく熟させるためには夏に日照時間を長く取る必要があって、収穫は遅めにすることで甘口になるのだそう。
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足元に、可愛い花が。
マロウの仲間か、とは思いましたが、草丈が短く、花も小さくて名前がわかりませんでした。
現地で買った本に学名が「Malva neglecta」とあり、ゼニバアオイ(common mallow)だと思います。
ヨーロッパ原産で、帰化植物として日本でも見かけることがあるようですが、あまり見かけません。
タチアオイのように大きくなくて、涼し気です。
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この下を這うのは、多肉植物のセダム。
虹の玉などによく似ています。なんだかのんびりしていていいな、という足元です。
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ライン川を望む木陰も。
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この後、クルーズでサンクトゴアールまで行きました。
その途中でワインの試飲の営業をされ、とてもおいしかったことから、買ってしまいました。
サンクトゴアールから絶対に行ってみたかったバッハラッハまで鉄道で戻り、おしゃれな街をちょっと散歩しました。
どこを撮っても綺麗なのですが、お店や家の背後にワイン畑が。
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バッハラッハのドイツ料理店「Alter Posthof」。
意外と気楽なお店で地元のミッテルラインワインをいただきました。
料理もおいしく、夢のような時間でした。
地産地消。これぞ贅沢。
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メニューのグラスワインは2種類の量が書かれていましたが、ドイツではお店で出されるワインやビールには、グラスに目盛りがあります。
これ、ドイツの法律で決まっていると、あとから知りました。
これでビールも泡ばかり、ということにはなりません。
食に関して、日本人もドイツ人もかなり冷静に判断して選ぶところがありますが、こだわるところが違う!
なんだかさすが、ドイツ。
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これ、ちょっと飲んでしまってから撮っています(笑)、念のため。

バッハラッハの街です。
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バッハラッハから鉄道でビンゲン、リューデスハイムまでフェリーで渡りました。
ちょっと迷ってしまい、親切な方が助けてくださいました。

朝散策したブドウ畑です。とても綺麗。
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やはり土地の農産物と文化、人とのつながりは偉大です。
これぞ、旅の収穫。

現地で買ったワインが後日送られてきました。
ドイツワインというと甘口のイメージですが、調べてみるとドイツワインの肩書は原料の葡萄の「糖度」によるので、甘いほど高級というのは本当のようです。
ただやはり料理と一緒にということになると、甘口だけでは・・・と思ってしまいます。
そういうこともあり最近では辛口ワインにも力を入れているとのことで、生産者連盟が等級をつけているようです。
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我が家にとってはとても高価なワイン。
すごくおいしくいただいたのですが、不思議なことに、ライン川下りをしながら試飲した時には及ばなかった感じ。
やはり地産地消に勝るものはない、ということなんでしょうか。

この記事へのコメント

kazuyoo60
2017年08月30日 09:05
整然とブドウ畑です。テレビで見たことはありますが。
マロウの仲間、帰化植物になってるのですか。近くでは見ていません。
ワインの試飲、お好きなら嬉しいコースでしたね。
目盛り付きグラス、なるほどのドイツです。
ミントのみん
2017年08月31日 08:35
kazuyoo60さん、
不思議ですね。マロウはこんなに小さくても葉や花の形がマロウです!
日本人の食への認識の高さは世界一だと思っているのですが、やはり地のものをその地でいただくことの意味や、その地の文化の理解と食のつながりを垣間見ると、奥が深いなあと改めて感じました。

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