秋を感じる、小紫

庭の小紫です。
野生の紫式部という落葉低木の園芸品種で、小式部とか、小紫式部とも呼ぶそうです。
小紫の実
今日は残暑が厳しくて、昼間は秋とは思えない気温でした。
でもやはりこの紫をみると、秋になるなと感じます。

小紫の実今年は実の付きが今ひとつです。

でもちょっとおいしそう?

さて、食べられるのでしょうか。答えは後半に。 

小紫は、6-7月に薄ピンクの細かい花を咲かせます。
6月の小紫これは、6月23日の小紫です。

葉は長さ5cm程度で、紫式部よりも小さいため、見慣れると一目でわかります。
またこの写真でわかると思いますが、葉の先半分に鋸歯(ギザギザ)があり、これでも紫式部と見分けられます。

でも、園芸店では「紫式部」として売られていることも多く、たしかこの木もそうだったように記憶しています。
それにしても、「紫式部」と命名した人はすごい。全然別の名前だったらこれだけ注目されることもなく、「小紫」などという園芸品種もできなかったかもしれません。

小紫の花こちらは7月19日の様子。

地味ですが、綺麗な花だと思います。
冬の間は落葉してしまい存在感を失うのですが、この頃になると実が楽しみになります。

小紫少し前の様子です。小紫はまず白い実が出来て、紫色にだんだん色づいてきます。

真夏をすぎると、葉が虫に喰われています。
今年は暑すぎて、可愛そうでした。

そのためか、もともと実の付きも今ひとつだった上に、先日の台風でレモンユーカリの木が小紫の真上に倒れてきて、実も少し落ちてしまいました。
でも何とか生きながらえました。えらい。

一昨年記事に書きましたが、園芸療法の実践に行っていた時、小紫を使ったことがあります。

園芸療法士のT先生に「この実は食べられるんですよね、ご存知でしたか?」ときかれたので、「どうやって?」と尋ねました。
そうしたら、「こうやって」と、実をつまんで口に入れて見せて下さいました。

小紫私も試して見ましたが、特においしい物ではありません。
でも噛むとプチプチと音がして、その感覚がいいのです。
これはもちろん我が家のものですから、薬もかけていませんしね。

でも食べられるって、どこかすごくうれしいことでした。
昔、子供の頃なら、学校の帰りに面白がってとってプチプチ遊びながら食べていたかも。

小紫、紫式部という名前の植物にも、また違った「親しみ」がわいてくるのでした。

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