沖縄<4>・東村・慶佐次のマングローブ林

沖縄本島はここ5年の間に3回目なのですが、マングローブ林は初めて。
干潮時刻まで1-2時間、という時間帯に行きました。

画像カヤックなどに乗ったわけではなく、遊歩道を歩いただけですが、私なりにじっくり観ることができました。

この周辺は他のビーチとは海や浜の色が違います。


画像ヒルギの足元は複雑です。

右下の部分でわかるかと思いますが、穴がたくさん開いています。
そして、本当にたくさんの生物が出たり引っ込んだりしていて、大人でも声をあげてしまうほどです。


画像これはハクセンシオマネキ。

周りのちょっとした動きを察して、スピーディーな動きをします。

周囲のお子さんたちも大喜びでした。


画像遊歩道がよく整備されていて、車椅子でも見学できるようになっているのはすばらしいと思いました。


画像これは、ミナミトビハゼ。

こちらのサイトによれば、ミナミトビハゼは背びれを広げれば赤い部分が大きくて、鮮やかになるようです。

たくさんいて、泥の色と同じ状態でしたが、すばしっこい動きでした。
茶色や赤い小さなカニもたくさんいました。


画像遊歩道の途中には、オヒルギの胎生種子がたくさんありました。

「胎生種子ってなんだ?」と思って調べてみると、三省堂・大辞林では「母体上で発芽し、根や葉を伸ばしてから地上に落ちて独立する種子。マングローブの類」とあります。
これが木に付いたまま根や葉の機能を備えているということです。

先が細くて、形もうまくできているなあと直感的に思いました。

たしかに、これが干潮の時に落ちたら垂直に土に刺さるのだろうなあと思います。

またこちらを見たところ、「水平に着地したり、水面を漂って干潮時に着地した場合、発芽後胚軸を鉛直に立ち上げる」のだそうです。

なるほど、それで高さを確保するのですね。
干潮~満潮時に生きる植物の賢さの一つなのでしょう。


画像これが、オヒルギの足元。

小さいオヒルギがたくさん出てきています。


画像そして、見にくいのですが、こちらがあの胎生種子が刺さってうまく伸びてきているところ。
興味深いです。

マングローブ林の生き物たちの不思議なバランスを感じます。
潮位が変わるし、塩分の多い水だし、独特の土壌。
それに耐える植物と、その空間を動き回る小さな生物~大きな生物まで微妙なバランスで共生しているんですね。

きっと、周囲が汚れればバランスが崩れるはず。
私はここでこれだけしか見ていないのに、自然の営みの一部を見たような気がしました。

私にとってはお腹がいっぱいになるくらい、短い時間で多くのものを吸収させてもらった実感がありました。
機会があれば、もっと勉強したいと思います。

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